クラダ

クラダリング・・・愛と友情を表すアイルランドのユニークなシンボル「クラダ」にはアイルランドの土地のエネルギーが作り出した伝説があります。クラダはゴールウェイという町を見渡す港町から生まれました。

クラダのデザインは金細工職人のリチャード・ジョイスによって生み出されました。それは400年前の話です。 リチャードジョイスは小さな漁村であるクラダで、当時この村を襲ったヴァイキングによって捕らわれてしまいます。数々の困難を乗り越えたリチャードは、やがて自由の身になり、クラダの漁村に戻りました。愛する故郷に戻った彼は、その気持ちを表す指輪の製作に傾けます。愛のシンボルであるハートに忠誠を誓う王冠を乗せて、友情を示す2つの手で携えたクラダのデザインはこうして生まれました。今日、クラダの村は存在していませんが、彼の作ったクラダの輝かしい伝説は残ったままです。クラダはリングで有名ですが、現在は様々なスタイルのクラダがあります。

アイルランドでは次のような身に付け方の伝説がよく知られています。

右手にハートの先端部分を外側へ向けて付けることは、まだ心に決まった人がいないことを意味します。つまり、恋人を探す意味になります。

右手にハートの先端部分を内側に向けて付けると(上の写真と同じ向きに)、恋人がいるが現在考慮中ということになります。

そして、左手にハートの先端を内側に向けることは、二人の愛は永遠であるという意味になります。

年月を経ても、このクラダによって象徴される愛と友情は、永遠の姿で力強く結びついています。かつては、指輪にのみ使われていたこのデザインは、Solvar社の金細工職人達によって様々な作品に生かされています。クラダの作品は世代を超えて美しく身にまとわれていくでしょう。